ボリビア高原、チチカカ湖南岸近くの標高約3850メートルにあるカラササヤは、ティワナク遺跡を構成する大規模な開放神殿である。ティワナクは西暦400~900年に南部アンデスの強力な政治・宗教中心都市として栄え、2000年に世界遺産へ登録された。カラササヤだけが独立した世界遺産なのではない。
平面はおよそ120メートル×130メートルの長方形で、高い砂岩柱と小型の切石壁が交互に空間を囲み、東側の階段から内部へ入る。方位を意識した配置は、アカパナのピラミッド、半地下神殿、プトゥニ、プマプンクとともに巨大な祭祀都市を形成した。精密加工された安山岩と砂岩、地下排水設備は、ティワナクの石工と水利技術の高さを示す。