ウヨ・ウヨはペルー南部アレキパ州のコルカ渓谷を見下ろす緩やかな斜面にあり、ヤンケ・ウリンサヤ農民共同体の土地に位置します。ペルーの国立観光資源インベントリーは、標高を約3,417メートルとし、パンパカワナ川とケセア川の間にあると記しています。この環境から、ウヨ・ウヨが古い壁の集まりだけではないことがわかります。水、耕作地、谷を通る道が人々の日常を形づくっていました。 ミンセトゥールのインベントリーは、コリャグア期に始まり、インカ期を経てスペイン人の占有に至る長い居住の変遷を示しています。コリャグア期はおよそ西暦1300年、インカ期は1400年ごろとされますが、これは概略の年代であり、建物一つ一つを精密に示す年表ではありません。2023年の保存研究は、発掘と修復の取り組みを記録しており、調査と保存を通じた解釈が今も続いていることを示します。
観光資源インベントリーはウヨ・ウヨをヤンケの旧集落と説明し、農業に結びつく居住・行政の複合的な役割を伝えています。周囲の段々畑の一部は現在も利用されているとされ、水路はミスミ山周辺の水を管理していました。したがって、遺構を孤立した田園の記念物として見るのではなく、耕作が続く景観と合わせて読み取ることが大切です。