モロッコの首都ラバト、ブー・レグレグ川左岸のシェラ(Chellah/Shalla)は、古代都市と中世イスラム墓地が重なる考古遺跡である。マウレタニア王国とローマ時代のサラ植民市から道路、広場、公共建築、碑文が残り、ローマ支配後も場所は放棄されたままではなく、時代ごとに再利用された。
13~14世紀、マリーン朝はこの区域を王族と宗教者の墓域に整え、装飾的な門を備えた城壁で囲んだ。モスク跡、ミナレット、墓、宗教学校がローマ石造遺構と並び、複数時代が重なる独特の景観を生む。塔や城壁に巣を作るシュバシコウも風景の一部だが、餌を与えたり巣へ近づいたりしてはならない。