サン・アンドレスは、マヤの政治・祭祀中心地が空間をどう構成したかを見せる。ラ・リベルタ県の肥沃なサポティタン渓谷にあり、広場、土造建築、遺跡博物館、後代の植民地期インディゴ施設が共存する。他都市の石造ピラミッドほど高くないが、古典期に周辺共同体を統括した地域中心地の規模を示す。
主要期は火山活動が谷の生活を変えた後の西暦600~900年頃。高いアクロポリスには主にアドベで造った1~4号建造物が載る。北の大広場を建物が囲み、鐘形の最高構造もある。7号建造物は主群と形・構法が異なり、遺跡を広いメソアメリカ交流網で考える根拠となる。