タスマルは、エルサルバドル西部のサンタ・アナ県チャルチュアパ市にあり、首都サン・サルバドルから西へ約80キロです。文化省は、約10平方キロに及ぶ考古学地帯の一部として紹介し、パンペ、エル・トラピチェ、ラス・ビクトリアス、サン・フランシスコ、ヌエボ・タスマル、カサ・ブランカなども同じ地域に挙げています。タスマルは孤立したピラミッドではなく、長く続いた居住の歴史の中に位置する遺跡です。
文化省によれば、チャルチュアパは独自の文化を育みながら、マヤ、テオティワカン、トルテカに関係する諸文化の影響も受けた長期居住地でした。広い地域では、紀元前1200年頃の先古典期前期から人々が暮らしたとされています。ユネスコの暫定リストも、現在のチャルチュアパで少なくとも3200年にわたる人の居住が確認されたと説明します。この年代は地域と複数の共同体を指すもので、一つの民族や政治制度がずっと変わらず続いたという意味ではありません。