タスマル遺跡はエルサルバドル西部サンタ・アナ県チャルチュアパにあり、首都サンサルバドルから約80キロの位置にあります。約10平方キロに及ぶチャルチュアパ考古学地域には、カサ・ブランカやエル・トラピチェなどの遺跡もあり、この場所が長期にわたって人々の居住と地域交流の中心だったことを示します。タスマルは1947年に国の歴史記念物へ指定されました。
見学区域で特に目を引くのは、複数の建設段階を経て拡張された大基壇とピラミッド状の建築です。出土品と建築には、メソアメリカ各地との交流が反映されています。現在の姿は、一時期に完成した都市をそのまま残したものではなく、長い建設史、放棄、発掘、保存作業が重なった結果として見る必要があります。