コパンは、グアテマラ国境に近いホンジュラス西部の肥沃な山間盆地にあるマヤ文明の遺跡である。標高約600メートルの水に恵まれた谷で発展し、古典期の5世紀から9世紀にかけて、マヤ世界南東部を代表する王国の政治、宗教、文化の中心となった。
コパン盆地における人の活動は紀元前1500年頃までさかのぼる。西暦427年、ティカル方面から来たヤシュ・クック・モが王朝を開き、その後16代の王が都市を拡張した。神殿、広場、球戯場、祭壇、石碑は、天文学、数学、碑文学と彫刻における古典期マヤの高度な成果を示している。