ルバーントゥンはベリーズ南部のトレド地区、マヤ系住民の村サン・ペドロ・コロンビア近くにある。ベリーズ観光局によると、プンタ・ゴルダから約13マイルの距離だ。遺跡保護区はコロンビア川の支流を見下ろす尾根上に広がり、現代の町の中心というより、川の谷や丘陵、集落が連なる景観の中に位置している。ベリーズ国家文化歴史研究所(NICH)は、ルバーントゥンを現代マヤ語で「落ちた石の場所」を意味する名称と説明している。
遺跡を管理する機関の公開情報からは、古代の住民がこの中心地を何と呼んだかは分からない。ルバーントゥンは一般にマヤ古典期後期の中心地とされ、ベリーズ観光局は主な繁栄期を西暦700~850年頃と紹介する。観光局の案内は14の主要建造物が5つの広場の周りに配され、ベリーズ南部最大の祭祀中心地だったと記す。数字は規模を想像する助けになるが、現地は往時の都市を完全再現した場所ではなく、考古景観として見る必要がある。