シュナントゥニッチ(Xunantunich)はベリーズ西部にあるマヤ文明の考古遺跡で、ベリーズシティから西に130kmほどいったカヨ郡内にある。モパン川沿いの尾根の上にあり、グアテマラとの国境に近い。その名称はマヤ語で「石の女」を意味し、他のマヤ遺跡と同様現代になって付けられた名称であり、古代にどう呼ばれていたかは不明である。1892年、女性の幽霊が現れ何人かの人々にその場所に住むよう訴えたという逸話から、「石の女」と名付けられた。その女性は全身に純白の服をまとい、真っ赤な目をしていたという。その幽霊はエル・カスティーリョの前で出現し、石の階段を登って石壁の中に消えることが多かった。
建築物の多くはマヤ古典期(200年ごろから900年ごろ)に建設されたものである。ここが使われている時代に地震によって一部の建築物が損傷した証拠が見つかっている。この地震がこの場所が放棄された理由だという説もある。