サンパウロ州政府によって1905年に設立されたピナコテカ・デ・サンパウロは、市内で最も古い美術館であり、主要な文化施設の一つです。創設時のコレクションは26点で、20点はサンパウロ博物館から移管され、残る6点は当時市内で活動していた作家から購入されました。その後、所蔵品は大きく増えています。現在の館の案内によると、コレクションは約1万1,000点。19世紀から現代までのブラジル視覚芸術を中心に、企画展や市民向けの活動も行っています。
所蔵作品にはアニタ・マルファッティ、リジア・クラーク、タルシラ・ド・アマラル、アルメイダ・ジュニオール、ペドロ・アレクサンドリーノ、カンディド・ポルチナーリ、オスカー・ペレイラ・ダ・シルヴァらの作品があります。多様な作家や時代を通して、単一の流派に限らずブラジル美術の変化をたどることができます。館は年間約15の展覧会を開催し、約80万人が訪れると公表しています。これは館による年間統計で、特定の日の混雑を予測する数字ではありません。作品と都市の歴史を結びつけながら、ゆっくり鑑賞するのに向いた場所です。