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サンパウロ州立美術館

ブラジル美術のコレクション、三つの館、公開料金、無料日、交通と入館時の注意を確認して訪問を計画できます。

座標: -23.534505797765, -46.633985638618 更新日: 2026-10-08 Google ストリートビュー

について サンパウロ州立美術館

サンパウロで最も歴史のある美術館

サンパウロ州政府によって1905年に設立されたピナコテカ・デ・サンパウロは、市内で最も古い美術館であり、主要な文化施設の一つです。創設時のコレクションは26点で、20点はサンパウロ博物館から移管され、残る6点は当時市内で活動していた作家から購入されました。その後、所蔵品は大きく増えています。現在の館の案内によると、コレクションは約1万1,000点。19世紀から現代までのブラジル視覚芸術を中心に、企画展や市民向けの活動も行っています。

所蔵作品にはアニタ・マルファッティ、リジア・クラーク、タルシラ・ド・アマラル、アルメイダ・ジュニオール、ペドロ・アレクサンドリーノ、カンディド・ポルチナーリ、オスカー・ペレイラ・ダ・シルヴァらの作品があります。多様な作家や時代を通して、単一の流派に限らずブラジル美術の変化をたどることができます。館は年間約15の展覧会を開催し、約80万人が訪れると公表しています。これは館による年間統計で、特定の日の混雑を予測する数字ではありません。作品と都市の歴史を結びつけながら、ゆっくり鑑賞するのに向いた場所です。

三つの建物が一つの美術館をつくる

ピナコテカはサンパウロ中心部の三つの建物で活動しています。住所は、プラサ・ダ・ルス2番地のピナ・ルス、ラルゴ・ジェネラル・オゾーリオ66番地のピナ・エスタサン、アヴェニーダ・チラデンテス273番地のピナ・コンテンポラネアです。館によると、一枚のチケットで当日に三館の展覧会とインスタレーションを見学できます。ただし、建物は別々の場所にあるため、移動時間を見込んで当日の展示情報から順路を決めましょう。建築や公共空間、それぞれ異なる展示形式も訪問の一部です。

ピナ・ルスは美術館の最初の本拠地です。19世紀末、建築家ラモス・デ・アゼヴェードの事務所が芸術工芸学校リセウ・デ・アルテス・イ・オフィシオスのために設計しました。1990年代後半にはパウロ・メンデス・ダ・ローシャの設計で大規模な改修が行われ、美術館の用途に合わせて整えられました。館の案内は、ここに国内有数の保存修復研究室があるとも紹介しています。隣接するジャルジン・ダ・ルスは1798年に造られ、1825年に一般公開された公園で、現在はコレクションの大型彫刻も屋外に展示しています。

ピナ・エスタサンとピナ・コンテンポラネアは、訪問に別の魅力を加えます。前者はラルゴ・ジェネラル・オゾーリオにある鉄道関連の歴史的建物を利用し、後者は2023年3月に開館して展示室と市民向け文化空間を拡張しました。三館を同じ内容の支館と考えるのではなく、住所と開催中の展示を見て、時間や関心に合う順番を選ぶとよいでしょう。展示内容は変わるため、各建物が同じ作品を見せると思い込まず、事前に確認してください。

開館時間、料金とアクセス

現在の来館案内では、水曜から月曜の午前10時から午後6時まで開館し、最終入場は午後5時です。土曜日と毎月第2日曜日は三館とも入館無料と館が案内しています。公表されている一般料金は40レアル、割引料金は20レアルで、オンライン購入には2レアルの手数料が加わります。一枚のチケットで訪問当日に三館を利用できます。料金や条件は変更される可能性があるため、旅行前に公式チケットページで最新情報を確かめましょう。

地下鉄とCPTM近郊鉄道が乗り入れるルス駅から美術館へアクセスできます。館の案内では、駅からピナ・ルスまで徒歩約2分、ピナ・コンテンポラネアまで約3分です。ピナ・エスタサンへはブールバード・ジョアン・カルロス・マルチンスを通り、CPTMルス駅の1番ホーム付近にある案内に従います。バス路線についてはSPTransの確認が勧められています。中心部の複数施設を回る際に公共交通は便利ですが、徒歩や乗り換えの時間も計画に含め、当日の運行を確認してください。

快適に鑑賞するためのポイント

荷物は少なめにしましょう。大きなバッグ、リュック、買い物袋を展示室に持ち込むことはできず、クロークの収容数にも限りがあります。スーツケースや大型の旅行用バックパックは預けられません。館内で飲食はできませんが、給水設備とカフェがあります。無料または割引入場の対象者は、条件を証明する書類を持参してください。こうした規則を前もって確認すれば、入口での手間を減らし、ほかの来館者にとっても快適な展示環境を保てます。

ピナコテカの魅力は、ブラジル美術のコレクション、変化する企画展、三つの建物の関係にあります。時間が限られる場合はピナ・ルスから始め、その日の展示を見てから、関心や余裕に応じてほかの館へ移動できます。無料日は来館者が増える可能性があるため、個別の展覧会で予約が必要かどうかも確認しましょう。ブラジル近代美術を知りたい人、旧芸術学校の建築を見たい人、新しい現代美術空間を体験したい人にとって、公式の展示予定と来館案内が計画の確かな出発点になります。