イントラムロスのヘネラル・ルナ通りに建つサン・アグスティン教会は、礼拝が続く教会であると同時に、マニラを代表する歴史的建造物です。教区の公式サイトは、1571年にサン・パブロ教会として創設され、石造教会の建設は1589年に始まったと説明しています。現在はユネスコの世界遺産「フィリピンのバロック様式教会群」の一部で、サンタ・マリア、パオアイ、ミアガオの教会とともに登録されています。
ユネスコはサン・アグスティンを孤立した記念建築としてではなく、より大きな建築史の中に位置づけています。スペイン統治期の宗教建築は、ヨーロッパの設計に現地の材料、施工技術、装飾意匠を組み合わせ、フィリピンの条件に合わせて築かれました。マニラの教会はこのシリーズの都市型の例です。現在も教区の信者を迎えるため、日常から切り離された博物館ではなく、使われ続ける聖なる場所を訪れることになります。