「ファウンテンズ修道院跡を含むスタッドリー・ロイヤル公園」は、イングランド北ヨークシャーのリポン近郊に広がる約323ヘクタールの文化景観だ。12世紀のシトー会修道院跡、18世紀ジョージアン期の水景庭園、中世以来の鹿公園、ジェームズ1世期の館、ヴィクトリア朝の教会が一体となり、1986年にユネスコ世界遺産へ登録された。
ファウンテンズ修道院は1132年に創設され、イングランド有数のシトー会共同体へ成長したが、ヘンリー8世による修道院解散で1539年に閉鎖された。教会、回廊、貯蔵室、製粉所の遺構から中世共同体の規模を読み取れる。18世紀にはジョン・エイズラビーとウィリアム・エイズラビーがスケル川を利用し、運河、池、滝、彫像、神殿、計算された眺望で修道院跡と自然を結んだ。