ファウンテンズ修道院は、野原にぽつんと残る廃墟ではありません。ノース・ヨークシャーのリポン近郊、スケル川の谷にあり、スタッドリー・ロイヤルの広い景観の一部を成しています。ユネスコの世界遺産には、中世のシトー会修道院、18世紀の水景庭園、ファウンテンズ・ホール、ヴィクトリア朝の教会、鹿公園が含まれます。修道生活と後世の庭園設計が、長い時間をかけて一つの場所に重なりました。
修道院は1132年、ヨークのセント・メアリー修道院を離れて静かな信仰生活を求めた13人のベネディクト会修道士によって創設されました。3年後、共同体はシトー会に加わります。谷には水、木材、石、農地がありましたが、遠隔地で暮らすには機能する集落を自ら築く必要がありました。祈りの生活は、土地、建物、物資を管理する仕事と切り離せませんでした。