ダリエン国立公園は、パナマを車で旅する途中に気軽に立ち寄れる観光地ではありません。コロンビアと接するパナマ南東部で、太平洋岸やマングローブから湿地、低地の熱帯林、山地まで保護区域が広がります。ユネスコによると、世界遺産の登録区域は57万9,000ヘクタール。1980年に国立公園となり、1981年に世界遺産一覧表へ登録されました。広さと隔絶性がこの場所の個性であると同時に、入念な準備が必要な理由でもあります。
公園はダリエン県にあり、ほぼコロンビアとの国境に沿っています。標高は海面から1,875メートルのタカクナ山まで変化し、海岸、低地、山地の生息環境を生み出しています。砂浜、岩の海岸、マングローブ、沼地、河川、ヤシ林、複数の熱帯林が一つの保護地域に集まります。トゥイラ川とバルサス川は景観の一部にとどまりません。ユネスコは、公園の広い範囲で河川が住民、研究者、訪問者、職員にとって重要な移動経路だと記しています。