ニューメキシコ州北西部の人里離れた峡谷に、祖先プエブロ文化の中心地の遺構を保存するチャコ文化国立歴史公園があります。砂漠に孤立した遺跡ではなく、大邸宅、道路、水の管理、共同体間の関係から成る広い文化的景観の一部です。ユネスコはチャコ峡谷を、約850~1250年にフォー・コーナーズ地域で儀礼、交易、政治の役割を担った祖先プエブロ文化の主要中心地と説明しています。
よく知られる建物は砂岩と木材で造られた「グレートハウス」です。ユネスコによれば、峡谷最大のプエブロ・ボニートは高さ四階に達し、約800室を備えていました。規模だけでなく、精巧な石積み、囲まれた広場、円形のキヴァの配置も重要です。複雑な空間は何世代にもわたって築き直され、一度の都市建設計画で完成したものではありません。