アル・バスはレバノンのティル本土側の考古区域で、古代都市への主要入口だった。広い舗装道が墓碑群を抜け、2世紀ローマの凱旋門へ達する。その先に水道とローマ世界最大級の保存された競馬場があり、単なる墓地ではない。 ティルは1984年世界遺産登録。本土のアル・バスと、旧島・岬の都市遺跡という二区域からなり別々に見学する。全てを「墓域」と呼ぶと、道路、水道、娯楽建築が示す都市規模を見失う。