プラ・ティルタ・ウンプルは、バリ島中部ギャニャール県タンパクシリン郡のマヌカヤ村にあるヒンドゥー教寺院群です。名前は地中から湧き出る聖なる泉を表し、水が場所の性格を決めています。泉水は浄化儀礼に使う浴場へ流れ、祈りの空間にも結び付いています。ここは文化観光地であると同時に、現在も礼拝が続く寺院です。建築や歴史を見学する際も、日々の祈りや祭礼が観光より優先されます。
周辺の歴史的な地域も位置を理解する手掛かりです。バリ州宗教省の寺院情報によると、ティルタ・ウンプルはデンパサールの北東約40キロにあり、タンパクシリンには初代大統領の旧宮殿やプラ・グヌン・カウィもあります。国の観光案内はングラ・ライ国際空港から約52キロ、車で約90分と案内していますが、所要時間は交通状況によって変わります。泉、境内、周辺の村は、観光客向けに切り分けられた場所ではなく、信仰が続く景観を形作っています。