バプーオンは、カンボジアのシェムリアップ州にある城壁都市アンコール・トムの中、バイヨンの北西に位置します。アンコール・エンタープライズとアンコール遺跡の管理機関APSARAは、11世紀半ば、ウダヤーディティヤヴァルマン2世の時代に建てられた三層の寺山と説明しています。シヴァ神に捧げられた王の寺院で、王宮南側の囲いに接する規模と立地が、旧都を代表する景観を形づくっています。
基壇は東西約120メートル、南北約100メートルです。元の頂塔を除いた高さは約34メートルで、公式資料は頂塔を含めれば全高が約50メートルだったと推定しています。バプーオンは単独の聖堂ではなく、囲い、通路、他の記念建築を含む王都の空間に組み込まれていました。