ブラジリア大聖堂は、正式名をアパレシーダの聖母メトロポリタン大聖堂といい、ブラジルの首都のモニュメンタル・アクシスに立つ。ブラジリア大司教区の司教座聖堂であり、オスカー・ニーマイヤーによるモダニズム建築群の中でも特に識別しやすい宗教建築である。
ニーマイヤーが設計し、構造技師ジョアキン・カルドーゾがコンクリート構造を実現した。主体は外側へ湾曲する16本の鉄筋コンクリート製放物面柱で、一基約90トン。地上で絞られ、空へ開く形は、祈る手、茨の冠、咲く花などに解釈される。ユネスコ資料では柱は高さ約40メートルとされる。