モヘンジョダロ(シンド語:موئن جو دڙو、一般に「死者の丘」の意)は、パキスタンのシンド州、インダス川右岸にある考古遺跡です。紀元前2500年ごろに栄えたインダス文明最大級の集落で、古代エジプト、メソポタミア、ミノア文明、ノルテ・チコ文明と同時代に存在した、世界最古級の大都市の一つです。
遺跡は西側の城塞地区と東側の下町に大きく分かれます。下町では街路が規則正しく交差し、組織的な都市計画が明瞭に残っています。井戸、排水路、汚水を処理する浸透槽、公共浴場などは、水と衛生を管理する高度な仕組みがあったことを示します。ユネスコは、南アジアに残る初期都市遺跡の中でも特に保存状態のよい例と評価しています。