ヨセミテ国立公園はカリフォルニア州中部、シエラネバダ山脈の西側にあり、花崗岩の断崖、滝、清流、ジャイアントセコイア、高山草原、湖で知られる。広さは約3,000平方キロ。1984年に世界遺産に登録され、大部分は原生地域として保護されている。観光の中心であるヨセミテ・バレーは、公園全体のごく一部だ。
米国の国立公園思想が形になる過程で、ヨセミテは重要な役割を果たした。ゲイレン・クラークらが谷と巨木林の保護を求め、1864年にリンカーン大統領がヨセミテ・グラントへ署名。ジョン・ミューアらはさらに広域の保護を訴え、1890年に国立公園が成立した。その後も区域と管理制度が発展し、現在の公園へつながっている。