熊本城は熊本市中央区の丘陵に築かれた城で、加藤清正のもと1607年に完成した。姫路城、松本城と並ぶ日本三名城の一つに数えられる。反りのある石垣、櫓、門、複雑な曲輪が組み合わさり、天守だけでは分からない堅固な防御体系を形成している。 現在の大小天守は、江戸時代からそのまま残る建物ではなく、1960年に鉄筋コンクリートで再建された。一方、城内には歴史的な木造建築と部材も残り、13棟が国の重要文化財に指定されている。現存建築、復元建築、災害復旧を区別して見ることが熊本城理解の第一歩だ。