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アック・ヨム

アンコール地域の古寺アク・ヨムを解説。碑文、階段状ピラミッド、西バライとの関係、1932年の発掘史を紹介します。

座標: 13.4244313, 103.7768192 更新日: 2023-12-29 Google ストリートビュー

について アック・ヨム

アク・ヨム寺院:アンコール地域に残る初期の古寺

アク・ヨム寺院(Ak Yum、クメール語:ប្រាសាទអកយំ)は、カンボジアのアンコール地域にある古代寺院です。歴史家ヘレン・ジェサップは8世紀の遺構と位置付け、東南アジアで知られる最古の「寺院山」の例だとしています。

なお不明な点が残る起源

寺院の起源と修復の経緯は、完全には解明されていません。遺跡では碑文を刻んだ石材が見つかっており、その一つにはジャヤーヴァルマン1世の治世に当たる西暦674年6月10日土曜日の日付が記されています。

レンガ造りの祠堂から階段ピラミッドへ

この場所に最初に建てられたのは一室だけのレンガ造りの祠堂で、おそらく8世紀後半の建造です。その後、基壇が一辺約100メートルに及ぶ、より大きな階段状ピラミッドへと造り替えられました。

拡張は、クメール帝国の創始者として広く知られるジャヤーヴァルマン2世の治世、9世紀初頭に行われた可能性があります。11世紀に西バライが築かれた際、アク・ヨムの一部は南側の堤防に埋められました。

1932年の発掘調査

遺跡は1932年、考古学者ジョルジュ・トルーヴェの指揮で発掘されました。複数の建設段階と、後世のアンコールの水利景観との関係を伝える、初期クメール建築の重要な遺構です。