について アリゾナ州 メサ・テンプル
メサ中心部に建つ歴史的な神殿
メサ・アリゾナ神殿は、アリゾナ州メサ中心部の101 South LeSueurにある。末日聖徒イエス・キリスト教会が現在も使用する神殿であり、ほぼ1世紀にわたって市の宗教的・都市的景観を形づくってきたランドマークだ。一般向け施設は同じ敷地内にあるメサ神殿ビジターセンターで、住所は455 East Main Street。両者を区別しておきたい。センターは誰でも訪問できるが、奉献後の神殿内部は一般観光客向けの施設ではない。敷地から建物を眺め、歴史を学ぶことはできるものの、通常の内部ツアーを期待してはいけない。
教会は1919年10月1日に建設を発表し、1922年4月25日に起工、1927年10月23日に奉献した。これはアリゾナ州で最初の末日聖徒神殿で、現在も運営されている教会の世界的な神殿網の中でも古い建物の一つだ。教会の歴史資料によると、床面積は113,916平方フィートで、外壁には卵殻色の釉薬を施したテラコッタが使われている。白い大理石を思い浮かべる人も多い神殿建築とは異なる外観で、建設当時の素材と建築趣味を伝えている。
建築、改修と地域の歩み
メサ神殿の設計には、1920年代の米国で人気だったコロニアル・リバイバル様式が取り入れられている。教会資料は、溝付きの付け柱、ロゼット、卵鏃文様などの装飾を挙げ、室内の一部には金箔のアクセントが用いられたと説明する。テラコッタの外装も当初の設計に含まれていた。これらの内装は通常公開されていないが、建物が近年の教会建築とは異なる独自の建築的特徴を持つ理由を知る手がかりとなる。
大規模改修は2018年に始まり、およそ3年をかけて行われた。内外装と庭園を改善し、設備を更新したほか、上階の大広間にある壁画2点を修復した。再奉献に先立つ2021年10月16日から11月20日には一般公開が行われ、同年12月12日に神殿が再奉献された。この期間限定の公開はすでに終了しており、毎年繰り返されるものではない。教会が新たな内部公開日を発表しない限り、現在の訪問先はビジターセンターと屋外の敷地を中心に考えよう。
現在、一般の訪問者ができること
ビジターセンターは入場無料で、現在は毎日午前10時から午後9時まで一般公開されている。公式住所はアリゾナ州メサ、455 East Main Street、郵便番号85203。電話番号は+1 480 964 7164と掲載されている。路上および地下の無料駐車場も案内されている。展示にはキリスト像、家族史を調べるFamilySearchセンター、神殿の部屋と構造を示す大型の断面模型がある。神殿の宗教的な意味を紹介する施設なので、建物内部が一般公開されていない時でも、その背景を知る機会になる。
神殿が奉献されると、教会は内部への入場を、儀式に参加する準備ができた資格ある会員に限っている。一般向けの内部見学は通常、新築または改修後の奉献前に設けられる特別公開期間に限られる。メサ神殿の2021年の公開は終了したが、ビジターセンターと敷地は引き続き訪問できる。単なるチケットの違いではない。神殿が今も礼拝の場として機能している一方、センターは宗教的な聖域と博物館展示を混同させずに、その歴史を伝えるために設けられている。
メサ訪問の実用情報
入口を間違えないよう、地図には神殿の住所だけでなくビジターセンターの住所を入力したい。センターの入口は455 East Main Street、神殿の公式住所は101 South LeSueurで、どちらもメサ中心部にある。センターの無料駐車場は短時間の立ち寄りにも便利だ。公開時間は毎日午前10時から午後9時とされるが、祝日や運営上の変更があり得るため、出発前に公式ページを確認しよう。家族連れは神殿模型や家族史の展示を楽しめ、建築に関心がある人はルールを守って外観を巡ることができる。
この神殿はアリゾナ州のより広い歴史も伝えている。数十年間、州内で唯一の末日聖徒神殿だった。1945年にはスペイン語による神殿の儀式が始まり、スペイン語話者の会員の需要に早くから応えた。教会によると、担当者がスペイン語を学んで実施したという。その後、州内の別の都市にも神殿が建設され、区別のためにメサの建物は現在の名称で呼ばれるようになった。見学では建築だけでなく、宗教の広がりや言語サービスの歴史にも目を向けられる。開館時間を確認し、一般入口を利用し、教会が具体的な日程を発表した場合に限って内部公開があると考えよう。