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アルカトラズ島

アルカトラズ島は要塞、連邦刑務所、先住民占拠の歴史を伝える。フェリー、音声ツアー、バリアフリー、2028年頃までの工事を案内。

座標: 37.826667, -122.423333 更新日: 2024-02-14

について アルカトラズ島

アルカトラズ島:要塞、連邦刑務所、先住民運動の舞台

アルカトラズ島はサンフランシスコ湾内、市街の岸から約2キロに位置し、「ザ・ロック」の名でも知られる。その歴史は1934~1963年の連邦刑務所だけではない。1854年には太平洋岸初の灯台が点灯し、その後は湾を守る軍事要塞、米国初の正式な陸軍刑務所となった。現在の監房棟、軍事遺構、庭園、海鳥の生息地、湾の眺望は、ゴールデンゲート国立保養地の中でも多層的な歴史景観をつくっている。

連邦刑務所と「全部族のインディアン」による占拠

1934年、連邦刑務所局は他施設で管理困難とされた受刑者を収容する高警備刑務所を開設した。アル・カポネら著名な受刑者や脱獄事件で有名になった一方、展示は隔離、懲罰、収監政策にも目を向ける。軍刑務所時代には、強制教育と土地分割政策に抵抗したホピの男性たちも拘禁された。さらに1969年11月20日から1971年6月11日まで、「Indians of All Tribes(全部族のインディアン)」が島を占拠し、破られた条約や連邦政策に抗議して先住民の自己決定を訴えた。島に残る文字と展示は、この運動を刑務所史と並ぶ重要な柱として伝える。

フェリー、音声ツアー、保存工事

上陸にはサンフランシスコのピア31~33付近から公式運航会社のフェリーを利用する。時刻と料金は季節で変わり、券は通常90日前に発売され、夏季や休日は早く完売することがある。感謝祭、クリスマス、元日は休島。フェリー券には監房棟のセルフガイド音声ツアーが含まれ、日本語、中国語、英語などに対応する。船着場から監房棟までは約0.4キロ、標高差約40メートルの急坂で、移動に支障のある来訪者はS.E.A.T.トラムを利用できる。島内に飲食販売はなく、食事場所は船着場の指定区域に限られる。保存工事のため監房棟北翼、食堂、病院棟、シャワー室はおおむね2028年まで閉鎖予定だが、中心部の音声ツアーは全行程利用できる。出発前に国立公園局と公式フェリーサイトを確認したい。