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メスカルティタン

メスカルティタン観光ガイド。アストラン説の真偽、歴史地区、漁村と起源博物館をたどり、渡し舟、雨季、祭り、保護区の注意点を紹介。

座標: 21.905833, -105.475278 更新日: 2024-02-07 Google ストリートビュー

について メスカルティタン

メスカルティタン・デ・ウリベは、メキシコのナヤリット州北西岸、メスカルティタン潟湖に浮かぶ小さな島の集落で、サンティアゴ・イスクイントラ市に属する。島は周囲約1キロ、直径約400メートル、20街区ほどだが、漁村の生活、宗教建築、19~20世紀の公共建築がまとまって残る。雨季に低い道路へ水が入り、小舟で移動できることから「メキシコのベネチア」と呼ばれてきた。

地名はナワトル語のmexcalliとtitlánに由来し、メスカルまたは豊かさに結び付く。1960年代には、ここをメシカの伝説的故郷アストランとし、テノチティトランへの移動の出発点とみなす説が唱えられた。しかしメキシコ国立人類学歴史研究所は、その説が後に退けられたと明記している。「メキシコ人の発祥地」という観光上の表現は、確定した考古学的事実ではなく、近現代に育った地域の物語として読む必要がある。

確認できる歴史だけでも十分に興味深い。17世紀以来、周辺集落の物資を集配する行政・交易拠点で、1986年に歴史的建造物地区、2010年にマリスマス・ナシオナレス・デ・ナヤリット生物圏保護区の一部となり、2020年にはPueblo Mágicoに選ばれた。中央広場の聖ペドロ・聖パブロ教会、東西のポルタル、役所、Museo del Origenが散策の中心。博物館の建物は1900~1920年ごろ行政所として使われ、革命期には砦となり、1989年から博物館へ転用された。

エビ漁は現在も経済と食文化の柱である。干しエビを布とヤシ葉で包むbarcina、エビ団子、エビ入りタマル、tlaxtihuilと呼ばれるスープ、魚の炭火焼きは潟湖の暮らしを映す。6月末の聖ペドロ・聖パブロ守護聖人祭では、音楽、舞踊、水の祝福、聖像を載せた舟の島一周競争が行われる。生活のための儀礼であり、漁や行列、住民を撮影するときは先に同意を得たい。

島へは本土側の船着き場から小舟で潟湖を渡る。水位、天候、季節で運航と乗降条件が変わるため、当日に現地で確認する。島内は徒歩向きだが、石畳、浸水、簡素な桟橋は移動に制約がある人には難しい場合がある。INAHは村全体の統一料金や一律の開館時間を示していないので、博物館、教会、舟、ガイドは個別確認が必要。現金、日よけ、虫よけ、雨具を備え、マングローブの保護区域へ踏み込まず、雨季の浸水を見世物として期待しない姿勢が大切である。

動画 メスカルティタン

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