について エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム
エンゼル・スタジアムは、ロサンゼルス・エンゼルスの本拠地であるだけでなく、アナハイムを代表するランドマークの一つだ。街とスポーツの変化に合わせ、球場の役割も移り変わってきた。1966年にアナハイム・スタジアムとして開場し、当初は野球専用、その後はプロのアメリカンフットボールも開催する施設になった。現在はエンゼルスの試合、舞台裏ツアー、各種イベントを目的に訪れる人が多い。歴史は建物に刻まれているが、開門時刻、ツアー範囲、駐車、プロモーションはイベントごとに異なるため、出発前に確認したい。
アナハイム・スタジアムから「ビッグA」へ
カリフォルニア・エンゼルスは1966年4月9日、サンフランシスコ・ジャイアンツとのオープン戦で球場を開場した。球団がアメリカン・リーグの公式戦を初めて行ったのは4月19日。チームは1965年シーズン後にロサンゼルスから移転してきた。したがって、この球場はオレンジ郡におけるプロ野球の初期を物語る場所であり、新しい施設が球団をアナハイムに根付かせた時代の節目でもある。
球場は野球だけに使われてきたわけではない。1979年から1980年にかけてNFLのロサンゼルス・ラムズを迎えるために拡張され、ラムズは1980年からここで試合を行った。二つの競技を受け入れる時代は10年以上続いたが、ラムズは1994年シーズン後にセントルイスへ移転した。その後、大規模な改修が始まる。1996年10月1日に着工し、野球を中心とする設計に戻す工事は、1998年4月1日のエンゼルス開幕戦に間に合うよう完了した。
名称も歴史を語る。改修後の球場は1997年にEdison International Field of Anaheimと命名され、2003年12月にはAngel Stadium of Anaheimに戻すと球団が発表した。現在の公式案内ではAngel Stadiumと呼ばれる一方、古い資料や記念品にはAnaheim StadiumやEdison International Fieldの名が残ることがある。どれも同じ球場の異なる時代を指し、別の観光施設ではない。
この球場は、地域の目印となった大きな赤い「A」の文字「ビッグA」とも結び付いている。球団の歴史ページによれば、1990年代の改修にはウォルト・ディズニー・イマジニアリング、HOKスポーツ・ファシリティーズ・グループ、ロバート・A・M・スターン・アーキテクツ、ターナー・コンストラクションなどが携わった。ここは時代の要請に合わせて姿を変えてきた場所だ。1960年代の野球場、アメリカンフットボールとの兼用時代、そして野球を軸とした体験への回帰という変遷をたどれる。
ツアー、フィールドへのアクセス、チケットの範囲
エンゼルスは通常の観戦席以外から球場を知る公式ツアーをいくつか設けている。Behind-the-Scenes Tourでは、フィールド、エンゼルスのダッグアウト、ビジターチームのクラブハウス、記者会見室、放送ブース、一部スイートなどを訪れる場合がある。実際のルートは利用状況や立入制限によって変わる。球団は遠征日の一部に午前10時30分、午後0時30分、午後2時30分のツアーを案内し、ホームゲーム日の一部には午後0時30分の回を設ける。所要時間は75~90分とされ、試合日のツアーでは入れない場所もある。
試合前ツアーは別の体験で、通常約1時間。一般エリアの一部、トロフィー展示、打撃練習を見られる場所などを巡ることがある。ツアー券に加えて、その日の試合の有効なチケットが必要だ。ツアーを購入しただけでは試合に入場できない。球団はVIPツアーや貸切・団体向けの見学も案内しているが、いずれも空き状況と個別条件による。公式ページに現在の料金が掲載されても変更される可能性があるため、古い旅行記事ではなく予約画面を確認しよう。
球場はツアーが車椅子に対応していると案内する一方、ルートには階段やスロープが含まれる場合があり、個々の場所への立ち入りは状況次第だとしている。移動に配慮が必要な人やその他のアクセス要件がある人は、事前にツアー担当者へ相談したい。定員が限られ、とくに試合前ツアーは早めの予約が安心だ。ツアー券は試合券の代わりではなく、試合日の入場ルールも適用される。二種類のチケットを別々に確認すれば、思わぬ出費や行き違いを避けやすい。
アナハイムで試合日を過ごす準備
エンゼル・スタジアムの住所は、カリフォルニア州アナハイムの2000 Gene Autry Way。エンゼルスの試合日は、球団の来場者案内によると、駐車場は予定されたゲート開門の2時間半前に開く。ただし具体的な時刻はイベントにより異なる。公式案内にはレギュラーシーズンの野球開催日の駐車料金が掲載されているが、ポストシーズン、コンサートなどは料金が異なる場合がある。出発前にイベント情報と交通手段を確認し、渋滞や保安検査に備えて余裕を持ちたい。
プレゼント企画も観戦の楽しみになり得るが、日付や条件が決まっている。エンゼルスの案内では、特記がない限り多くの配布品は先着25,000人が対象で、通常は当日の有効なチケットを持って来場している必要がある。年齢条件がある品もある。試合日、対戦相手、開始時刻、企画内容はいずれも変更される可能性がある。目当ての配布品があるなら、最新の日程を確認し、早めに到着しよう。
初めて訪れるなら、試合観戦、球場の歴史、普段は一般に公開されない場所の見学のどれを優先するか決めておきたい。通常の試合券と有料ツアーは別の体験であり、試合前ツアーにも試合券が別途必要だ。出発当日に球団日程、開門時刻、入場・手荷物規則、ツアーの行程、交通、プロモーションを確認しよう。少し準備するだけで、エンゼル・スタジアムは地図上の目的地にとどまらず、アナハイムの野球史を知る窓になる。