について オペラ・ガルニエ
パリ・ガルニエ宮旅行ガイド:第二帝政のオペラ建築、舞台、見学情報
ガルニエ宮はパリのオペラ広場に立つ、19世紀劇場建築の代表作です。1860年、ナポレオン3世政権は新歌劇場の国際設計競技を行い、35歳のシャルル・ガルニエが171案から選ばれました。地下水対策、普仏戦争、政権交代を経て、1875年1月5日に開場しました。帝政が始めた計画を共和国が完成させた建築です。
軸線、階段、広間の構成は観客自身を劇場体験の一部にします。大階段は多色大理石、列柱、開放的なバルコニーによって、人を見ると同時に見られる社交空間をつくりました。金装飾、鏡、絵画に満ちたグラン・フォワイエは宮殿の祝祭空間を思わせます。イタリア式の客席には赤いビロードと金色装飾が使われ、天井中央にはマルク・シャガールが1964年に制作した絵があります。
現在もパリ国立オペラの公演会場で、図書館・博物館、稽古場、作業空間を含みます。小説『オペラ座の怪人』によって地下湖の伝説が広まりました。実際には地下水を管理する貯水構造がありますが、通常の見学経路で技術区域へ入ることはできません。
入場券と公開制限
公式案内では一般見学の入場は現在10時から16時、建物閉館は17時ですが、公演、稽古、特別行事、季節運用で臨時閉鎖があります。とくに客席は予告なく見学できないことがあり、入場券でも公開を保証しません。入場を確実にするにはオンライン予約を行い、パリ国立オペラ公式サイトの当日カレンダーを確認してください。見学入口はスクリーブ通りとオベール通りの角にあり、大型荷物を預ける設備はないため事前対応が必要です。