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シドニー・オペラハウス

シドニー・オペラハウスのウツソン設計、建設史、複数ホール、世界遺産価値を解説。公式ツアー、集合場所、アクセスも紹介。

座標: -33.856936, 151.215895 更新日: 2024-03-04

について シドニー・オペラハウス

シドニー・オペラハウスは、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー港のベネロング・ポイントにある複合舞台芸術施設で、20世紀を代表する建築の一つである。シドニー・コーブとファーム・コーブの間の岬全体を占め、王立植物園、中心業務地区、ハーバーブリッジに近い。白いシェル状屋根と港の景観が、シドニーを象徴する輪郭をつくる。

デンマークの建築家ヨーン・ウツソンが1957年の国際設計競技で選ばれた。ジョセフ・ケーヒル州首相の下、ニューサウスウェールズ州政府が1958年に着工を承認。大胆な殻構造は前例のない技術的課題を生み、費用と工期が膨らんだ。政治・専門上の対立からウツソンは1966年に辞任し、オーストラリア人建築家ピーター・ホール率いるチームが内装と残工事を完成。1973年10月20日に正式開館した。

内部は単一の「オペラ劇場」ではなく、コンサートホール、劇場、スタジオなど複数会場から成る。オペラ・オーストラリア、シドニー・シアター・カンパニー、シドニー交響楽団が主要な常駐団体で、ダンス、ポップ音楽、現代表現、講演、家族向け企画も上演される。実際に入れる会場は、リハーサル、公演、保守作業によって変わる。

2007年6月28日にユネスコ世界遺産へ登録された。それ以前からオーストラリア国、ニューサウスウェールズ州、シドニー市の各遺産リストに登録されている。価値は有名な外形だけでなく、ウツソンの革新的設計と、建築・構造技術・港湾景観を結びつけた創造性にある。

外部前庭と海沿いの通路は見学できるが、ホール内部へ入るには通常、公演券か公式ツアーが必要。一般ツアー、舞台裏、建築専門、段差のないアクセシビリティツアーがあり、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語、韓国語、中国語などを選べる。集合は通常ローワー・コンコースのWelcome Centreで、サーキュラー・キーから徒歩7〜10分。公演施設のためルート変更もあり、事前予約と歩きやすい靴が望ましい。