について マムレ城
マムレ城は、トルコのメルスィン県アナムル東方約6キロメートル、地中海に面して建つ要塞です。面積は約2万3500平方メートルで、国内最大級かつ保存状態のよい城の一つです。古代の基礎、おそらくローマ都市の跡に築かれたと考えられますが、最初の建設年代は確定していません。ローマ、ビザンツ、セルジューク、カラマン、オスマン各時代の痕跡が重なります。
城内は東の内郭、西の外郭、南側の岩上にある本丸の三区域に分かれ、39の塔、貯水槽、モスク、城外の浴場を備えます。周囲には幅約10メートルの防御壕が設けられました。トルコ当局が紹介する史料では、14世紀初頭にカラマン侯マフムト・ベイが城を攻略して修復し、モスクを建てたことがマムレの名称につながったとされます。
2012年からトルコのユネスコ世界遺産暫定一覧に載っています。城壁と海の眺めは印象的ですが、石畳や階段が多いため歩きやすい靴が必要です。公式博物館サイトでは9~20時、券売終了19時30分、月曜休館と案内しています。季節や保存工事で時間・公開範囲が変わる可能性があるため、訪問前に再確認してください。