写真で見る私たちの世界の驚異

Neuville-St Vaast German war cemetery

ヌーヴィル=サン=ヴァースト独軍墓地の4万4,888人、アラス戦線、世界遺産、追悼見学を解説。

座標: 50.34222222, 2.75416667 更新日: 2026-09-16 Google ストリートビュー

について Neuville-St Vaast German war cemetery

ヌーヴィル=サン=ヴァースト独軍墓地は、フランス北部パ=ド=カレー県の同村南方、アラス近郊にある。4万4,888人が眠り、フランス最大の第一次大戦ドイツ軍墓地だ。フランス軍当局が1919〜1923年、アラス北・東方の戦場に散在した埋葬地を集約して設けた。

周辺はアルトワ攻勢やヴィミー・リッジの戦いなど、極めて犠牲の多い戦闘の舞台だった。入口の石造レリーフは1914〜1918年の前線推移と、近隣にある各国墓地を示す。周辺の墓地には各国兵士20万人以上が埋葬され、地域全体が国境を越えた記憶の景観となっている。

金属十字架には氏名と日付が刻まれ、村から贈られた木の十字架には「善意ある人々に平和を」とフランス語で記す。Volksbundは1928年に整備を始め、1966年の仏独戦没者墓地協定後に景観を完成させた。1983年に正式開設し、2023年には西部戦線の墓地・追悼地群として世界遺産に加わった。

見学は追悼の場にふさわしく、静かに歩き、墓や供物を乱さない。村中心から約1.5キロで、切符売場のある博物館ではなく、統一した観光時間も示されない。日中に訪れ、アクセスや式典を自治体またはVolksbundへ事前確認するのがよい。