ヌーヴィル=サン=ヴァースト独軍墓地は、フランス北部パ=ド=カレー県の同村南方、アラス近郊にある。4万4,888人が眠り、フランス最大の第一次大戦ドイツ軍墓地だ。フランス軍当局が1919〜1923年、アラス北・東方の戦場に散在した埋葬地を集約して設けた。
周辺はアルトワ攻勢やヴィミー・リッジの戦いなど、極めて犠牲の多い戦闘の舞台だった。入口の石造レリーフは1914〜1918年の前線推移と、近隣にある各国墓地を示す。周辺の墓地には各国兵士20万人以上が埋葬され、地域全体が国境を越えた記憶の景観となっている。