クレタ島中部、アルハネス近郊のユークタス山北斜面にあるアネモスピリアは、規模こそ小さいものの、ミノア宗教をめぐる議論で重要な位置を占める遺跡です。宮殿群でも博物館でもありません。建物の平面、出土品、突然の破壊が祭祀について多くの問いを投げかけてきましたが、答えのすべてが研究者に共有されているわけではありません。
遺跡は1979年、考古学者ヤニス・サケララキスとエフィ・サプナ=サケララキによって発掘されました。アルハネス=アステルシア市の案内は、ユークタス山北側に位置する独特なミノア時代の聖域として紹介しています。周囲の山はさらに広い考古学的景観の一部ですが、アネモスピリアをアルハネスの近くにある宮殿跡や、ユークタス山の別の山頂聖域と混同しないようにしましょう。