リマ歴史地区にあるサント・ドミンゴ聖堂・修道院は、にぎやかな通りに面した教会の外観だけでは語れません。1535年、ドミニコ会はスペイン人が築いた新都市で土地を受け取り、その後数十年をかけて小さな修道院を拡張しました。建物群はユネスコ登録の歴史地区内、ベラ・クルス広場の近くにあります。植民地都市リマの形成を伝える一方、礼拝、教育、共同体の営みが今も場所の意味をつくっています。
教会と修道院は一度に完成したのではなく、世代をまたいで建設・改修されました。地元の文化財案内は、初期の教会、16世紀半ばの工事、地震後の再建を記録しています。鐘楼は1586年の地震で崩れ、その後工事が続きました。1746年の大地震後には塔が取り壊され、1775年に建て直されました。現在の建築は一時代の姿を保存したというより、修復と適応の歴史を示しています。