牛罵頭遺跡は、台湾台中市清水区の鰲峰山公園にあり、台湾中部の中期新石器文化「牛罵頭文化」の標式遺跡です。年代は約4500~3500年前。北部の早期大坌坑文化を受け継ぎ、南部の牛稠子文化と交流し、後の中部の営埔・番仔園文化へつながることが研究で示されています。
赤・褐色の縄目土器、石製の斧鍬、刀、手斧、鏃、網錘、石核・剥片など、農耕・漁労・狩猟具が出土しました。石を並べた建物跡や礫で囲んだ墓群も発見されています。園内にはパポラ族ゴマッハ集落の歴史、日本統治期の神社遺構、旧清水陸軍営舎も残り、複数時代の記憶を伝えます。