ヴィラ・グアルダマンジャは、マルタのピエタにあるガードマンジャ・ヒルに建つ。グランド・ハーバーからも遠くない。文化財機関Heritage Maltaは、ピエタに残る最古級の邸宅の一つと紹介し、起源を18世紀に置く一方、正確な建築年代と初期の来歴は今も調査中だと説明する。王室の一章だけで、この建物の過去を語り尽くすことはできない。
この屋敷は、港の混み合う市街地を離れたい裕福な家族の別荘として始まった。Heritage Maltaの研究は、18世紀にロレンツォ・フォンタニとジョヴァンナ・クレスピが結婚した際の持参金に関わる記録までさかのぼる。1866年、エマヌエーレ・シクルーナ侯爵が夏の別荘として購入した。その後、ボルダ家やカッサル・トレジャーニ家など商業界の有力者を経て、1935年に政治家オーガスタス・バルトロが所有者となった。