タルシーン神殿群はマルタ南部のĦal Tarxienにあり、現在は古い景観の中ではなく、住宅や道路に囲まれています。この対比も見学の一部です。何千年も前の石灰岩建築が、今も人々の暮らす町の一角にまとまって残ります。Heritage Maltaによると、1913年に農作業中の農民が大きな石に当たったことから発見されました。発掘で明らかになったのは、一つの神殿ではなく、複数の建物から成る遺跡でした。
ユネスコはマルタの巨石神殿群をおおむね紀元前4・3千年紀に建設されたものとし、タルシーンをマルタ島とゴゾ島の他の先史時代遺跡とともに連続遺産へ含めています。Heritage Maltaはこの遺跡の建設時期を紀元前3600~2500年頃とより具体的に示します。これらは現存する最古級の独立した石造建築ですが、全体が一度に造られたという意味ではありません。空間は連なり、建築には複数の段階が認められます。