コトリン島はバルト海のフィンランド湾東端、サンクトペテルブルク中心部から西へ約32キロメートルに位置します。ネヴァ湾と外側のフィンランド湾を分け、首都へ向かう航路を押さえる島です。要塞都市クロンシュタットが島上にあり、歴史地区、島の要塞、湾内の防御施設は「サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群」を構成する世界遺産に含まれます。
ロシア海軍史、港湾工学、革命史が重なる場所ですが、現在も人々が暮らし、一部には軍事機能が残っています。すべての砦を自由に歩ける野外遺跡ではないため、公開区域と立入制限を尊重することが重要です。