ファン・ゴッホ美術館はアムステルダムのミュージアム広場にあり、国立美術館、市立美術館、コンセルトヘボウに近い。1973年6月2日に開館し、本館はオランダの建築家ヘリット・リートフェルト、後の展示棟は黒川紀章が設計した。フィンセント・ファン・ゴッホと同時代の美術を通じ、創作の展開を体系的に知る施設だ。
世界最大規模のゴッホの絵画・素描コレクションと、多数の書簡を所蔵する。展示は生涯と制作期に沿って構成されることが多く、暗い色調のオランダ時代、パリで新しい絵画に触れた後の変化、アルル、サン・レミ、オーヴェルの作品へと進む。自画像、農村労働者、風景、花、身近な人々の肖像から、色彩と筆触の試行が読み取れる。