ヘタダーゲは、スリランカ中世の都ポロンナルワの中心にある聖なる四方形境内に建つ。宗教建築が密集する一角だ。名称はHatadageとも綴られ、シンハラ語では හැටදාගේ。中央文化基金は、この境内を仏陀の歯の聖遺物が安置された主要な聖域の一つとして紹介している。建物自体は大きくないが、宗教的権威と王権が密接に結びついた都市に属するため、その位置には規模を超える意味がある。
ポロンナルワはアヌラーダプラに続くスリランカ第二の首都となり、中世の11~13世紀に特に栄えた。ユネスコはパラークラマバーフ1世に結びつく庭園都市の大規模な遺構を紹介し、中央文化基金はウィジャヤバーフ1世、パラークラマバーフ1世、ニッサンカ・マッラらの時代を通じた発展を説明する。四方形境内に密集する聖殿、堂、基壇を歩くと、都市の宗教的・政治的な空間構成が見えてくる。