ヴィルヘルムスヘーエ城公園は、ドイツ・カッセル西部の斜面に広がり、山頂のヘラクレス記念碑からヴィルヘルムスヘーエ宮殿まで続きます。巨大なバロック水景と、斜面下部のロマン主義的な風景式庭園が一体になっています。2013年、水利技術、庭園芸術、君主権力の表現が評価され、ユネスコ世界遺産に登録されました。
ヘッセン=カッセル方伯カールは1689年に整備を始めました。山頂では高さ11.5メートルの銅板製ヘラクレス像が八角形建築の上に立ちます。背後の貯水池と水路はポンプを使わず、重力だけで水を供給します。水は全長約350メートルのバロック大カスケード、洞窟、池、水圧音響装置を通り、後世の庭園へ流れます。