について サンパウロ
サンパウロ:コーヒー、工業、移民が築いた南米の巨大都市
サンパウロはブラジル最大の人口を持ち、南半球でも最大級の都市である。ブラジル地理統計院の2022年国勢調査では市人口は約1145万人。大都市圏は2千万人を超える連続市街地を形成し、ティエテ川とピニェイロス川の周囲に高層建築が広がる。
イエズス会の学校からコーヒー都市へ
1554年1月25日、マヌエル・ダ・ノブレガやジョゼ・デ・アンシエタらイエズス会士が、現在のパチオ・ド・コレジオ付近に学校を設けたことが都市の起源である。19世紀にコーヒーが鉄道、銀行、倉庫を呼び込み、その資本が工業化を支えた。
1870年以降、イタリア、ポルトガル、スペイン、日本などから移民が到来した。リベルダーデ地区は日本国外最大級の日系文化の中心として知られる。20世紀には国内移住も加わり、1960年頃までに国内最多人口の都市となった。
街を理解する場所
セー広場と大聖堂は歴史中心地、パウリスタ大通りは金融と文化の軸である。イビラプエラ公園にはオスカー・ニーマイヤーの建築が並ぶ。コパン・ビル、ルス駅、市営市場、サンパウロ美術館を巡ると、都市の異なる時代が見える。
移動計画
市域が広いため、観光は地区ごとにまとめる。地下鉄と正規交通を優先し、ラッシュ時を避け、夜は帰路を事前確認する。国際線は主にグアルーリョス空港、国内線はコンゴーニャス空港も多く利用する。
- 創設:1554年1月25日
- 人口:2022年約1145万人
- 見どころ:パウリスタ大通り、セー大聖堂、イビラプエラ公園、市営市場
- 交通:地下鉄、鉄道、バス、主要空港