について ストーンヘンジ
ストーンヘンジ:英国の先史時代を伝える景観
ストーンヘンジはイングランド南部ウィルトシャー、エイムズベリーの西約3キロにある世界的な先史遺跡だ。立石とその上に渡した石材からなる環状遺構の周囲には、土塁、溝、墳丘、新石器・青銅器時代の遺跡が数多く残る。単独の石造物ではなく、ソールズベリー平原に広がる儀礼と記念の景観の一部として理解されている。
建設は複数の段階に分かれる。最初の円形土塁と溝は紀元前3100年ごろにつくられ、ブルーストーンや大型のサーセン石は、その後数百年をかけて配置された。石の一部は数十トンあり、遠方からの運搬と組み立て方法は今も研究対象だ。火葬人骨も発見され、初期から埋葬の場として使われたことが分かっている。
用途を一つに断定することはできない。夏至の日の出と冬至の日没に関係する配置は、建造者が季節と天体を意識していたことを示す。一方、墓地、道、周辺集落の証拠は、祖先の記憶、集会、儀礼との関係をうかがわせる。考古学的証拠と後世の伝説を分けて見ることが大切だ。
1882年から法的保護を受け、1986年にはエーヴベリーとともに世界遺産になった。土地は王室が所有し、English Heritageが管理、周辺はNational Trustも保全する。通常見学はビジターセンターから始まり、展示と復元家屋を見た後、徒歩またはシャトルで石の環へ向かう。一般入場では通常、石の内側には入れない。
入場は日付・時間枠で予約でき、事前オンライン購入は割引になる場合がある。営業時間と最終販売時刻は季節で変わるため公式カレンダーを確認したい。最寄りの主要駅はソールズベリーで、観光バスかタクシーへ乗り継ぐ。平原は風雨を遮るものが少なく、防寒・防水着と歩きやすい靴が必要だ。通常時間外に石の近くへ入るStone Circle Experienceは別予約で定員が限られる。