について ラーハー湖
ラーハー湖:東アイフェル火山地域に残る水没カルデラ
ラーハー湖は、ドイツのラインラント=プファルツ州、東アイフェル火山地域にあり、ベネディクト会マリア・ラーハ修道院に近い。しばしばマールや単純な火口湖と呼ばれるが、地質学的には水をたたえたカルデラで、マグマだまりが部分的に空になった後の地盤沈下で形成された。
約1万3千年前の大噴火
火山は紀元前1万930年ごろ、約1万3千年前に噴火し、およそ16立方キロの噴出物を放出した。残った凹地に水がたまり、現在の湖となった。面積は約3.3平方キロ、最大水深は約53メートルで、ラインラント=プファルツ州最大の湖である。
現在も見える地質の兆候
東岸では、二酸化炭素が自然に噴き出すモフェットが水中の泡として見える。地下深部の地質過程を示すが、それだけで噴火が迫っていることを意味しない。噴気地点を触ったり、指定路を外れて換気の悪い低地にとどまったりしてはならない。
自然保護、散策、修道院
湖と周辺は自然保護区で、歩道が火山景観、森林、ロマネスク様式のマリア・ラーハ修道院を結ぶ。遊泳とボート貸出は指定区域で主に季節営業となる。指定駐車場を使い、傷つきやすい岸辺へ入らず、ごみを持ち帰ることが求められる。
歩く前に通行止めを確認
大雨と崩落で道の状態は変わる。地域観光局は2026年、落石の危険からヴォルフスシュルフト峡谷を当面閉鎖し、豪雨後は湖岸周回路の一部も通行困難と案内している。制限は更新されるため、出発前にVulkanregion Laacher See公式情報と迂回表示を確認したい。