オロポスのアンフィアライオン(ギリシャ語:Άμφιαρείον Ωρωπού)は、アッティカ地方の丘陵地にあり、古代オロポスの要塞港から南東へ約6キロの場所に位置します。紀元前5世紀末に英雄アンフィアラオスへ捧げられた聖域で、巡礼者は神託と治癒を求めて訪れました。
建築活動が活発だったことから、聖域は紀元前4世紀に大きく繁栄したと考えられています。神話上のアンフィアラオスは予言者メランプスの子孫で、テーバイ攻めが破滅を招くと予見し、当初は参戦を拒みました。伝承によっては、大地が開いて戦車ごと彼をのみ込み、地下世界に結び付く英雄になったとされます。