アルトゥン・ハはベリーズ郡にある考古学保護区で、旧ノーザン・ハイウェイを通り、ベリーズシティから北へ約31マイルの場所にあります。ベリーズ国立文化歴史研究所(NICH)は、ここを複雑で豊かな古代マヤ共同体であり、沿岸交易路の重要な結節点だったと紹介しています。内陸の集落とカリブ海岸の間という位置は、森林奥地にある有名なマヤ都市とは異なる歴史を生みました。交易、移動、海の資源へのアクセスが重要だった場所です。
アルトゥン・ハという名称は、近くのロックストーン・ポンド村と結び付いた現代の呼び名で、ベリーズ考古学研究所は「石の水」と説明しています。多くのマヤ遺跡と同様に、現在使われる名称が古代共同体自身の呼称とは限りません。この点を知っておくと、見学の視野が広がります。ここにあるのは現代の保護区と、周囲で人々が暮らす景観であり、現在の名称だけから元の都市名まで完全に分かるわけではありません。