キンタナ・ロー州の有名なリゾート地より南に、低い森林、道路、季節的な水域に囲まれたチャクチョベンがあります。現在の名称は遺跡が位置するエヒード(共有地共同体)に由来します。INAHは、先スペイン期の集落が当時何と呼ばれていたかを示す証拠は見つかっていないと説明しています。エヒード名は「赤いトウモロコシの場所」と訳されることがありますが、これを古代都市の確定した名前として扱うことはできません。
この遺跡は、現在のキンタナ・ロー州にある湖沼地帯で確認された大規模なマヤ中心地の一つです。紀元前300年頃には小規模な集落がありました。紀元250年頃に都市の区画が形づくられ、広場や建築群の周囲に公共・行政・儀礼用の建物が整えられました。INAHは古代集落の範囲を約70ヘクタールと見積もっていますが、公開ルートはその一部を通るもので、都市全域を見られるわけではありません。