現在はイズミル都市圏の一部となっているボルノヴァに、約8500年前から人が暮らした痕跡を伝える考古学的な丘があります。市とトルコ文化省は、イェシロヴァ・ホユックをイズミルで最古と知られる集落跡と紹介しています。この表現は正確に捉える必要があります。ここだけで近代都市の全歴史が分かるわけではありませんが、中央平野で確認された人々の暮らしを新石器時代までさかのぼらせる遺跡です。
遺跡はカラジャオラン地区にあり、周囲には現在のボルノヴァの街並みが広がっています。考古学の説明では、近隣のヤッスウテペ、イペクリクユなどの墳丘も含む先史時代の景観の一部として位置づけられています。見学センターを訪れれば、街を離れて遠方の発掘現場まで行かずに、この古い時代の層に触れられます。イズミルの都市は、歴史のない土地ではなく、長い居住の痕跡の上に広がってきました。