ネア・モニ修道院は、ギリシャのヒオス島内陸部、島の中心市街の西側に位置し、森の斜面と曲がりくねった道路に囲まれています。ギリシャ文化省は所在地をカリエスとしており、ギリシャ語の資料ではヒオス市街から道路で約12キロとされています。道は海岸から離れて上っていくため、港やビーチリゾートとは異なる静けさがあります。ここは保護された歴史遺産であると同時に、現在も宗教活動が行われる場所です。本堂にあたるカトリコンや中庭では、静かに過ごし、礼拝の場への配慮を忘れないようにしましょう。
「ネア・モニ」は「新しい修道院」を意味します。名称は簡潔ですが、芸術的価値の高い建築群です。世界遺産には単独で登録されたのではなく、1990年にアテネ近郊のダフニ修道院、ボイオティアのオシオス・ルカス修道院とともに登録されました。離れた場所にある三施設は、中期ビザンティン教会建築の特徴と、金地モザイクを中心とした優れた装飾を共有しています。ネア・モニは比較的まとまりのある構成で、中央の教会が一体的な宗教美術をどのように受け止めているかを見やすい場所です。