シュコツィアン洞窟群は、スロベニア語でŠkocjanske jameと呼ばれる、同国南西部の大規模な石灰岩洞窟システムである。クラス台地に位置し、この地名が地質学用語「カルスト」の語源となった。カルスト現象の研究史において世界的な基準となる地域でもある。 洞窟を形づくったのはレカ川である。地表を流れてきた川は岩壁の下で姿を消し、巨大な地下峡谷へ入る。洞窟系には約6キロの地下通路があり、総深度は200メートルを超える。内部には多数の滝と、世界最大級の地下空間が存在する。